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西森 信行; 羽島 良一; 永井 良治; 峰原 英介
Nuclear Instruments and Methods in Physics Research A, 475(1-3), p.266 - 269, 2001/12
被引用回数:15 パーセンタイル:71.15(Instruments & Instrumentation)原研FELでは波長22mのFELでマクロパルス平均出力1.7kW(2.3kW)を達成した。括弧値はFEL取り出し窓をブリュースター角に設定して得られる推定値。電子ビームからFELへの変換効率は発振後の電子ビームのエネルギー広がりから得られ、4.6%であった。ビームエネルギーが100kWなので4.6kW得られるはずだが、回折損等から取り出しは半分となっている。通常、変換効率の最大は光共振器デチューニングが0付近で得られるが、ゲインが小さく発振しない。最近のJAERI FELの性能向上で、ピーク電流の高い電子ビームが得られ、高ゲインとなり今回の成果に繋がった。
西森 信行; 永井 良治; 羽島 良一; 静間 俊行; 峰原 英介
Proceedings of 25th Linear Accelerator Meeting in Japan, p.50 - 52, 2000/07
原研FELは1998年2月に最初の発振に成功した。その後、電子銃の性能向上、ビームトランスポートの最適化、縦方向のバンチングスキームの最適化を経て、アンジュレーター内のビームパルス幅を5ps(ピーク電流100A)まで短くすることに成功した。また同時に電子銃からのビームの時間ジッターを=22psに短くすることに成功し、アンジュレーター内でのビームの安定性が増した。上のような改良後に、エネルギー16.4MeV,平均電流5.4mA,ピーク電流100Aの電子ビームでFEL発振実験を行った結果、FEL取り出しKRS5窓の直後で最高平均出力1.7kWが得られた。KRS5窓をブリュースター角に設定すれば2.3kW相当と推定される。